失恋した時はショッピングをすると幸福度アップ!

立ち直るきっかけ

失恋した時、何もする気にならないものです。
ベッドから起きるのも嫌になりますし、お風呂に行くのも、食事をするのも嫌になります。
好きだった期間が長いほど、その辛い時間も長く、彼と過ごした時間や好きだった時の自分を思ってはこうすればよかったのかな、ああすればよかったのかなともやもやと色々な事を考えては落ち込む毎日です。

でも人はいつか立ち直るものです。
友だちがいて家族がいて、自分の事をわかってくれる人がいれば、いつか立ち直るきっかけをつかむでしょう。

失恋を解消する手段としてカラオケ、好きなものを思いきり食べるなどいろいろありますが、効果的だといわれることを一つ、見受けだした研究者がいます。
スコット・リック氏ら、ミシガン大学の研究チームです。

買い物が幸福を与える?

ストレスを解消する手段としてお買い物に行く!という人がいますが、このお買い物にストレス解消の秘訣があるというのです。
スコット・リック氏らが行った研究は、平均年齢36歳の男女に行った研究です。
男性48名、女性52名に3つの実験を行った結果、買い物と悲しみの感情に深い関係がある事がわかったのです。

ショッピングするのではなくただ見ているだけの人、ショッピングした人を比較すると実際に何かを購入された人の方が幸福感が高く、3倍の幸福感を感じたという結果になりました。
また感情を自分でコントロール事が出来るかどうかについては、実際にショッピングで買い物をした人は40倍もの幸福感があったという結果が出たのです。
この研究結果によって失恋した人が心をコントロールできない状態になっていても、買い物によってその心を落ち着かせコントロールできるようになるという事がわかったのです。

買い物のし過ぎには注意!

幸福感が増す、という事に関しては、買い物依存症という症状でも知られていることです。
ストレスが多い生活を送っている方がふと買い物によって気持ちが高揚したり、晴れ晴れした気持になる事を知り、それが癖になってクレジットカードの返済地獄に陥るというものです。
失恋した時は一時的といえ、買い物で気分が優れるからと買い物するのはいいのですが、クレジットカードの請求額がとんでもない額にならないように気を付けなければなりません。